熱中症緊急対策!熱中症になってしまったら?

熱中症緊急対策
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夏になると怖いのが熱中症です。

しっかりと水分補給など熱中症対策をしていたつもりでも、頭痛や吐き気など熱中症の症状が出てしまうことがあります。
深刻な熱中症では、命を落としたり、助かっても後遺症がずっと残ってしまうこともあり、油断できません。

では、もしも熱中症になってしまった時はどうすればいいのでしょうか?

 

熱中症の症状基礎知識

熱中症の症状は、その重症度によって3段階に分けられます。

熱中症の症状

筋肉痛、めまい、全身の倦怠感は軽度の熱中症です。
夏の暑さでなんとなく体がだるかったり、食欲が出ない、というのも軽症の熱中症の症状かもしれません。

中等症の熱中症では、頭痛や吐き気などの症状が出ます。
体を冷やしながら水分補給を行い、十分な休息をとれば回復する場合がほとんどです。

ただし、危険なのは、重症の熱中症です。意識がもうろうとしたり、痙攣が出ている場合、とても暑いのに汗を全くかいていなかったり、体温調節機能がうまく働かず40度以上の高体温になることもあります。

今すぐに適切な処置をしないと命にかかわるので、すぐに救急車を呼びましょう。

 

熱中症になるまえに、にわかにその症状を感じ取ることができます。

その兆候が「かくれ脱水」

このかくれ脱水をほおっておくと、熱中症になりやすいのです。

かくれ脱水について、詳しく知りたい方は少し前の記事を参考に。

熱中症とかくれ脱水

2016.08.01

 

熱中症で後遺症が残ることがある?

軽度の熱中症であれば、体温を下げたり、汗によって失われた水分や塩分を飲み物で補給したり、点滴することによって回復し、それ以降は今まで通りの生活を送ることができますが、重症の熱中症を発症した場合、命は助かっても、その後後遺症が残る場合があります。

たとえば、熱中症の後、二週間から一カ月ほどは体のいろいろな機能がうまく働かず、頭痛や倦怠感、食欲不振、耳鳴りなどの症状が続く場合があります。

早くこのような症状を直したいのなら、無理はせず、しっかりと休養をとることが欠かせません。

しかし、もっともっと深刻な後遺症が残る場合もあります。

 

熱中症の後遺症

重度の熱中症を発症すると、40度以上の高熱が出る場合があります。
そのような高熱により、脳細胞などが破壊されてしまうと、記憶力が低下したり、注意力が低下するなどの高次脳機能障害という障害が残る場合もあります。

また、熱中症による脱水症状で、全身に流れる血液量が減ってしまうと、腎臓に必要な血液が送られなくなり、急性腎不全を起こしてしまう場合があります。腎臓は、血液をろ過してキレイな血液を送り出す臓器。

急性腎不全の場合には、一時的に人工透析などを行うことで回復しますが、腎臓の損傷が激しい場合には、慢性化してしまい、一生人工透析を受け続けなければならない場合もあります。

 

熱中症になってしまった時の応急処置

熱中症にかかってしまった時、どのような応急処置をすればいいのでしょうか?

まず、症状の程度を確認し、意識障害や、痙攣など重篤な症状が出ている場合には、急いで救急車を呼びましょう。

熱中症、意識がなければすぐ救急車

その後は、エアコンの効いた室内や車内、もしくは風通しの良い木陰などに移動し、衣服のボタンやベルトなどを緩め、楽な姿勢で休みます。

可能な場合には、スポーツドリンクなどで水分補給をします。

熱中症には水分補給

吐き気が強い場合や、意識がもうろうとしている時に、無理に水を飲ませようとすると、呼吸ができなくなってしまうことがあるので、無理はしないようにしましょう。

冷たい飲み物を急にたくさん飲むと体に負担があるので、常温の飲み物にしましょう。

首や脇の下、足の付け根などに保冷材などをあて、体全体の熱を効率的に逃がすようにします。
保冷剤が手に入らない時は、直接皮膚を水などで濡らし、うちわであおぐだけでも、水が蒸発するときに皮膚表面の熱を一緒に奪い去ってくれるので効果的です。

 

熱中症の症状別応急処置

めまい、立ちくらみなどの熱失神の場合、血流の低下による脳の酸欠状態が原因なので、涼しいところに横になり、足の下に毛布やまくらなどを丸めておき、足を頭よりも高く上げることが効果的です。

また、足や手などを末端から体の中央へと揉むようにマッサージするのも有効です。

熱痙攣の症状が出た場合には、体中の塩分が不足していることが原因です。
大量の発汗により、水分とともに失われた塩分を補給することが重要です。

意識がしっかりとしていて、吐き気もない状態なら、スポーツドリンクなどを摂取しましょう。最近は、塩分を摂取できる飴などもありますし、梅干しを口に入れるのも良い方法です。

大量の汗をかいた結果、血圧が急激に下がり、各臓器に十分な血液が送られないことにより多臓器不全というショック状態になる場合があります。体温調節機能が働かないので、高熱なのに、汗がぴたりと止まります。
すぐに救急車を呼びましょう。

救急車が来るのを待っている間も、体に水をかけ、少しでも体温を下げるようにします。

どのような症状の場合にも、涼しいところで安静にし、できる場合には塩分や糖分を含んだ水分補給をしましょう。

 

熱中症にかかってしまった場合には、迅速に対処することが重要なのが、わかったかと思います。
でも、熱中症を事前に予防する対策も必要ですよ。

特別なことをするわけでもなく、ちょっとした対策を日常に盛り込むだけです。
小さい頃からよく飲んでる”アノ飲み物”も、熱中症対策には良かったりするのですっ!

熱中症対策に効果的!猛暑をのりきるための対策を伝授

2016.08.01

 

毎年、熱中症による死亡事故が報道されていますが、正しい応急処置によって救われる命もたくさんあります。

今年の夏も暑くなる予報ですから、万が一自分や家族、友人が熱中症になってしまった時のために、基本的な応急処置は覚えておきましょう!

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