「油を摂ると太る、ニキビが出来る」
このような誤解にはまったく根拠がないわけではありません。
ある種類の油を摂りすぎると、確かに太りやすくなりますし、ニキビなどの肌トラブルの原因にもなります。
例えばサラダ油などの人工の植物性油は現代生活では摂りすぎになっており、老化をもたらす控えたい油の代表です。
問題はトランス脂肪酸
一番問題があるのが、トランス脂肪酸という油です。
口に入れるものの中で、わたしたしの美と健康の最大の敵となりうるトランス脂肪酸。すべての揚げ物のほか、マーガリン、ショートニング、ポテトチップス、加工植物油脂など、実にさまざまな食品に含まれています。
トランス脂肪酸は、植物油を精製するときに出来てしまいます。健康に深刻な悪影響を及ぼすことが懸念され、海外ではトランス脂肪酸を含む食品の販売を禁止している国もあるほどです。
1日4グラムの摂取で排卵障害や不妊症のリスクを70%以上高めるという研究もあり、子宮内膜症やうつ病のリスクが上がるというデータもあります。
トランス脂肪酸とは
以下wikipediaから引用
トランス脂肪酸(トランスしぼうさん、trans fat、trans-unsaturated fatty acids、TFA)は、構造中にトランス型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸。トランス型不飽和脂肪酸(トランスがたふほうわしぼうさん)、トランス酸(トランスさん)とも。トランス脂肪酸は、天然の植物油にはほとんど含まれず、水素を付加して硬化した部分硬化油を製造する過程で発生するため、それを原料とするマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどに多く含まれる。一定量を摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ心臓疾患のリスクを高めるといわれ、2003年以降、トランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国が増えている。
天然の油にはほとんど含まれない
天然の油には、このトランス脂肪酸はほとんど含まれないので、このリスクはかなり軽減されます。
健康の為に使う油に『天然の油』を使用する事は、大切な事かもしれません。